ラーメン: 2009年1月アーカイブ
濃・淡つけ麺 三四郎は、川越の大正浪漫夢通りの北の端、川越商工会議所のすぐそばに昨年の10月に新規開店した店です。文字通りメニューの柱は濃厚つけ麺と端麗つけ麺(20食限定)。他に中華そばと辛味噌そば(限定15食)があります。開店当初より気になっていたお店ですが、ROUTE254サイトにkajiryさんからご推薦があったので、この機に訪れてみることにしました。
実はここ、以前には山田から移転してきた「きじゃん」があった場所なんですが、きじゃんにはとうとう行かずじまいでした。駐車場が無く駅からも遠いとどうしても足が遠のいてしまいます。
到着したのは21時ちょっと前。閉店時刻が心配でしたが、22時まで営業しているようで一安心。扉を開けると中はカウンターのみ9席のこぢんまりしたお店です。いちばん左の席に座り、メニューにざっと目を通したあと店主に向かって「濃厚つけ麺お願いします」と注文。すると、「すみません、券売機があるのでそちらでお願いします」だって。あれ?メニュー表示は券売機の真上なのに、メニューにばかり気をとられ、券売機が目に入りませんでした(笑) 店は店主一人できりもりしているようです。夜遅い時間帯なのに客足が途絶えず、けっこう繁盛しているように見えます。
さて、肝心のつけ麺ですが、スープは小さな鍋に豚骨スープと魚粉をたっぷり入れて温めてから出されます。流行りの豚骨魚介スープですが、魚介の風味はそんなに強くありません。テーブルに魚粉のビンが置いてあるので、魚介が足りない場合は加えるとよいでしょう。塩分と甘味が強いのですが、若干の酸味が感じられ、後味にしつこさは感じられません。麺はストレートの太麺で、つるつるとしたのどごしと、強い歯ごたえがあります。具はバラ肉チャーシュー、メンマ、ナルト、きざみネギで、全てスープの中に入れられています。調理の様子を見ているともう一つ何か入れているのですが、はじめは何だかわかりませんでした。後でよくよく見ると、玉ねぎのみじん切りでした。スープの底からごろごろ出てきます。スープ割りを頼むとミツバを入れてくれ、味わいが微妙に変化します。どこかで味わったことがある味だと思ったら、何となく坂戸のこうきのスープに似ていることに気づきました。
なかなか良い味で、他のメニューも気になります。機会があればまた訪れたいと思います。
DATA
所在地:埼玉県川越市仲町2-2
営業時間:11:30-15:30 17:30-22:00
駐車場:なし
今日のお昼は鶴ヶ島駅前のとんちぼでつけそば(750円)大盛(100円)をいただきました。
13:15で5人ほどの待ち行列。カウンターのみ8席の小さなお店ですが、回転は比較的はやく、約10分で着席できました。その後も続々と客が入り、常に5、6人の待ち行列ができていました。店内は煮干しの香りで満ちており、食欲をそそります。つけそばを注文したら、あつもりにするか聞かれましたが、冷たい麺でいただくことにしました。麺は大盛(400g)です。ちなみに並盛は300gで、これでも十分な量でしょう。冷たい麺では食べているうちにスープが冷たくなってしまいます。でも、冷めたスープはごまかしが利かないのでその店の実力を知るにはもってこいです。ああ、なんて意地悪な客なんだろう(笑)
注文してから15分ほどでスープ、麺が続けて出されました。麺は全粒粉の太麺でやや縮れがあります。もちもちした食感で小麦の風味が感じられます。400gはさすがにボリュームがありましたが、もちろん残さずいただきました。スープは煮干しだしと動物系のだしが合わさったややにごりのある和風スープで、前回12月中旬頃より少し甘みが増しました。店主の話では、ちょっと前までもっと甘みを強くしていたそうですが、ここへきて抑え気味にしているそうです。個人的には、つけそばのスープは甘めの方が太麺によく合うような気がします。割りスープは透明感のあるもので、割った後は煮干しの香りが強くなりすっきりした後味のスープに変化しました。
今回は冷たい麺でいただきましたが、次回はあつもりを試してみたいと思います。
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若葉駅近くのラーメン山村。およそ3年ぶりの訪問です。店の前の道は毎日車で走っていたのですがが、なかなか機会がありませんでした。駐車場は、1000円以上の注文でマツモトキヨシとなりのリパークの1時間無料券がもらえます。
メニューは以前と比べてかなり整理されていて、基本はラーメン(醤油・塩)とつけめん(醤油・塩・味噌)、それに担々麺と坦々つけ麺です。この店の特徴は、なんといってもその麺にあります。讃岐うどんと同じ製法で打っている麺は、コシが強くもちもちした歯ごたえとつるっとしたのどごしです。中太麺と太麺の2種類あり、つけ麺系では太麺も選べます。つけ麺のスープはとんこつベースと思われます。こくがありますが後味はすっきりした印象です。
今回、サイドメニューのぶためし(大)も食べ、スープ割りもしておなかいっぱいになりましたが、つけ麺だけだと物足りなさを感じるかもしれません。
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坂戸の金作で鍋つけめん300g(800円)をいただきました。鍋つけめんとつけめんは同価格で鍋つけめんはライスが無料、200gと300gは同価格、ということで鍋つけめん300gのお得感がかなり高くなっています。
注文してから5分ほどでまずはスープの入った鍋、その後数分で麺と具が出されました。麺と具を鍋の中のスープにつけてから食べるのですが、電気コンロの位置と高さの関係で、鍋から直接口に運ぶのは大変。なので、小さなお椀にいったん移し、そこから口に運ぶのがこの店の作法です。
スープはとんこつと魚介のダブルスープでやや甘め。表面に油膜ができますが見た目ほど濃厚ではありません。麺は太麺ストレート。具はメンマ、白髪ネギ、煮たまご2分の1が別皿で、バラ肉チャーシューは鍋の中に入っています。
麺が終わったらライスを入れて雑炊にして食べますが、雑炊にするとスープがお米に吸収されてほとんど無くなってしまいます。スープ割りを楽しみたい時は気をつける必要があるでしょう。
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大家で新メニュー焦がし醤油らーめん(730円)を発見したので、さっそく注文してみました。この店は麺の量がいつももの足りないので、いつも大盛(+100円)にします。今回ももちろん大盛。
注文すると、厨房でガスバーナーを使う音がすぐにしてきました。焦がし醤油らーめんの店はたいていガスバーナーで何かを焦がしています。あたりまえですけど。で、何を焦がしていたかというと、写真のようにネギを焦がしていたんですね。トッピングには他にチャーシュー、カイワレ、メンマ、赤唐辛子の繊切り、海苔で、唐辛子以外は和風(醤油)ラーメンと変わらないようです。
武州長瀬駅前の金作に行ってみました。北坂戸の金作の姉妹店で、こちらの方が先にできた店です。この店こは駐車場が無いのですが、線路を挟んで反対側にヤオコーがあるので、買い物ついでに寄ることにしました。
店内は北坂戸の金作や坂戸のうめのやと同様ウッディな作りで、椅子も切り株です。カウンターのみ15席で、店の奥には薄型大画面TVがあります。メニューは北坂戸とは異なる構成。電気コンロはありません。金作らーめんをセットで注文してみました。
スープは流行りの魚介系+動物系のWスープ。魚介だしの香りと動物系のこくが合わさってなかなかいい味です。見た目ほどの濃厚さはなく、意外とあっさりした感じ。麺はやや縮れた中太麺。トッピングはチャーシュー、白髪ネギ、のり、メンマ、煮玉子1/2です。
営業時間が深夜23時までと長く、何かと重宝しそうなお店です。
所在地:埼玉県入間郡毛呂山町1-1-1
営業時間:11:30-15:00 18:00-23:00 禁煙タイム11:30-13:30
麺匠いっちゅうの前を通ったら、新メニューの掲示があり、さっそく試してみました。ポタージュ仕立ての塩らーめん(750円)+大盛(100円)です。他のメニューは700円で統一されていますが、このメニューのみ50円高い設定です。
出てきたラーメンは写真の通り。ポタージュ仕立てというネーミングから粘度の高い濃厚スープを予想していましたが、それほどでもなく、塩らーめんよりやや濃厚な感じです。トッピングはチャーシュー、水菜、メンマ、なめ茸、サツマイモ、きざみネギと、なかなか独創的。サツマイモの甘味と塩味スープの対比が面白く、塩らーめんより塩味を強めに感じました。
店舗情報はROUTE254ウェブサイトで
麺屋信玄で、勘助らーめん(770円)をいただきました。寒い日には勘助がよく出るそうですが、今日みたいに冷え込んだ日にはまさにぴったりのらーめんです。
昨年末、脂多めで頼んだら胃にかなり重かったので、今回は脂ふつう、ニンニク付きで注文。ニンニクを少しずつ足しながら味の変化を楽しむのがいつものスタイルです。山盛りのもやし炒めは健在。麺に到達するのに一苦労です。
次回新作はにぼし系になるということで、いつ登場するのか楽しみ。
店舗情報はROUTE254ウェブサイトで