見る: 2008年11月アーカイブ
十月桜を見に城峯公園に行ってきました。10時に自宅を出発。下久保ダムを経て11時半過ぎに公園に到着しました。この時期、城峯公園周辺の道は一方通行になり、道沿いに駐車スペースが確保されます。タイミング良く、公園の入口近くの駐車スペースに車を止めることができました。
公園は山の上にあります。このところ寒い日が続いていたので、かなり冷え込むのではないかと覚悟していったのですが、穏やかに晴れて日差しも強く、日なたにいるとかえって暑く、セーターがいらないくらいでした。公園内にあるレストハウスでおにぎりとお茶、こんにゃく煮を買い、ベンチで紅葉と桜を楽しみながらお昼を食べました。
十月桜は三分咲きといったところでしょうか。散ってしまったものも見られましたが、つぼみもまだまだたくさん残っていました。おそらく春に二度咲きするのでしょう。紅葉をバックに咲くピンクの小さな花は、可憐で美しかったです。
公園の一番高いところが展望台になっており、北側に下久保ダムを望むことができます。空の青と神流湖(ダム湖)の青の間に紅葉した山々が見え、とても良い眺めです。下久保ダムは堤体がL字型に折れ曲がっている珍しい形のダムで、その幅は605mありコンクリートダムでは日本一なのだそうです。今年は完成してからちょうど40年になるそうで、今日はダム内部の見学をはじめ、様々なイベントを行っているとのこと。帰りに寄ってみることにしました。
扉が開くとそこは(あたりまえですが)コンクリートのトンネルになっていて、提体内部を左岸の方に進むことができます。壁には様々な資料が掲示してあります。トンネルの気温は12度、湿度は70%、夏場だとかなり寒く感じるのでしょうが、この時期は外気とあまり変わりません。1歳の次男は声が響くのが楽しいらしく、「あっ!あっ!」と叫んでご機嫌でした。さらに下に続く階段もありましたが、もちろん立ち入り禁止です。100mほど進んで右に曲がり、さらに100mほど進むとダムの下流に出ることができました。
ここにも職員がいて、ダムについて詳しく説明してくれました。ダムの高さは129mあるそうで、下から見上げると迫力があります。コンクリートの種類が違うのか、単に古いからなのか、最新の滝沢ダムなどと比べるとかなり黒っぽい色をしていて不気味です。ダムに日差しが遮られて寒く、早々に引き揚げました。
最後に管理事務所に寄ってダムカードをもらってきました。これで県内にある4つのダムのダムカードを入手。ダムマニアになりそうです。
城峯公園の情報はこちらで
下久保ダム公式サイト http://www.water.go.jp/kanto/simokubo/
中津峡に紅葉を見に行ってきました。
前回は10年くらい前。滝沢ダムの工事の影響もあって、国道140号は大渋滞。行きも帰りも大変でした。今年は朝8時に小川町の自宅を出発。どうせ渋滞するだろうから、昼過ぎに着けばまあいいかな、と思っていたら、秩父市内も中津峡周辺も全く渋滞せず、10時過ぎには現地に到着してしまいました。道路がきれいに整備され、渋滞の原因が取り除かれたためでしょうか。
森林科学館周辺で2時間ばかり遊んだ後、持桶トンネル付近まで戻りました。トンネルの南側が紅葉のいちばん美しいビュースポットのようで、道路のあちこちに車が停められ、カメラを構えた人たちが大勢いました。さすがに見頃は過ぎた感がありましたが、まだまだきれいでした。あと1週間くらいは見られるのではないでしょうか。
帰りに道路沿いの出店で「うどん入りしし汁」600円をいただきました。さすがにイノシシ肉はほんのちょっぴりしか入っていませんでしたが、大根、コンニャク、にんじん、しめじなど具だくさんで、炭火にあたりながらおいしくいただきました。
ROUTE254ウェブサイト http://www.route254.com/sights/nakatsukyo/main.html