海馬: 2011年8月アーカイブ

 宮沢湖畔、レイクサイドパーク宮沢湖の隣にある宮沢湖温泉喜楽里別邸。以前から気になっていたんですが、幼児が利用できないのでなかなか訪れる機会がありませんでした。今日はかみさんが子供2人を連れて1泊旅行に出かけてしまったので、一人で訪れてみることにしました。P8201544.jpg
 到着したのは20時少し前。県道に面した看板はあかあかと灯っていてすぐにわかったものの、節電営業しているためか駐車場の入口が真っ暗でわかりにくく、少し迷ってしまいました。運良く建物に近い第1駐車場に車が置けたので、雨が少し降っていたもののあまり濡れずに建物に入ることができました。
 コースは岩盤浴のついたゆったりコース(夜間割引1,080円)と、入浴のみのシンプルコース(夜間割引900円)の2コース。どちらもタオルセットのレンタルがついていますがちょっと高いかも。「タオルセット要らないからもう少し安くならないかなぁ」などと思いつつ、岩盤浴は好みでないのでシンプルコースを選択。
 建物内装は木がふんだんに使われており、和の雰囲気で統一されています。また、休み処やロビー、展望デッキなどゆったりくつろげそうな場所がたくさんあり、なかなか良い雰囲気です。
 風呂は内湯が高濃度炭酸泉と白湯の2種類+水風呂。サウナは高温サウナと塩サウナ。露天風呂は源泉風呂、展望露天風呂、寝ころび湯の3種類で、ジャグジーやジェットバスなどのアトラクション系の浴槽はありません。浴槽の種類は決して多くありませんが、ゴボゴボという泡の音がせず余計なBGMもないので静かなのが良いところ。それに、寝ころび湯が10人分もあり競争率が低いことも、個人的には高ポイントです。内湯はガラス張りで開放的。サウナにも宮沢湖側にガラス窓がついています。展望露天風呂はその名の通り宮沢湖に向かって開けており、眺望を第一に考えたつくりになっています。そこからは宮沢湖の素晴らしい眺めが… 見えるはずですが、真っ暗で何も見えませんでした(笑) いや、正確にはライトに照らされた木々が見えたので、ちょっとだけ幻想的な雰囲気を味わえました。
 湯は露天風呂のみ温泉となっているようです。泉質はアルカリ性単純温泉。表示では源泉風呂のみ加水なし、他は加水あり。加温・消毒・循環はどの浴槽でもありのようです。公式ウェブサイトでは源泉風呂は源泉かけ流しとなっていますが、どっちが正しいのかな? いずれにせよ、源泉風呂はヌルスベ感たっぷりでなかなかいい湯でした。

 走りについては素晴らしいパフォーマンスのGIANTのクロスバイクESCAPE R3。いわゆるシティサイクルとはかなり異なります。

 まず、見た目ですぐにわかるのは、カゴや荷台がついていないこと。できるだけ余分な装備を省き、車体重量を軽くする&コストを省く設計となっています。同じ理由で、シティサイクルには標準装備の泥除けやチェーンガード、スタンド、ライト、鍵もついていません。つまり、そのままでは雨の日や夜間には走れず、ちょっとした買い物にも出かけられない、というわけ。ホームセンターや家電量販店でクロスバイクとして売られているものの中には、これらの装備がついているものもありますが、そういうのはなんちゃってクロスバイクですね。
 それから、細かいところですが、タイヤの空気圧と空気を入れるバルブの形状がママチャリやシティサイクルと異なります。ママチャリは比較的低い空気圧で英式バルブを採用しているものがほとんどですが、ESCAPE R3では高圧のため仏式バルブを採用しています。そのため、空気圧を測定できる仏式バルブ対応の空気入れが必要です。クロスバイクに興味を持つまでバルブの形状なんて気にしたことがなかったので、仏式バルブや米式バルブなんてものがあること自体、全く知りませんでした。

 せっかく高い(と言ってもロードバイクと比べればずっと安いですが)買い物をしたからには、じゃんじゃん乗ってあげなくてはいけません。ということで、自宅から約6km離れた東秩父村和紙の里まで試し乗りしてきました。もう一週間以上前のことですが(笑)
 一歩こぎ出したら… あれれ? 今までと全く違う。なんて軽いんだろう。ペダルを踏み込むと同時に車体がポンと前に飛び出す感じ。それに、さほど力を入れなくてもグイグイ加速していきます。今まで乗っていたいわゆるシティサイクルとは明らかに走りの次元が違います。細くて硬いタイヤは初めてで安定して走れるかチョット心配でしたが、全く問題ありません。路面のちょっとした段差、例えば横断歩道の白線の段差も手応えが伝わってきますが、むしろ心地良く感じます。前傾姿勢もさほどきつくなく、苦になりません。24段のギアもダテでなく、これまで重くて大変だった登り坂も楽に走ることができます。平地や下り坂はかなりスピードが出ます。あまりの違いに、ちょっとしたカルチャーショックを感じます。自転車ってこんなにも楽しい乗り物だったとは知りませんでした。6kmの道のりがあっという間でした。
 目的地の東秩父村和紙の里で休憩。この調子なら、もうちょっと足を延ばして白石車庫バス停までいけそうだな、と思ったのも束の間、雲行きが怪しくなりポツポツと雨が… こりゃいかん。大急ぎで自宅までとって返したのでした。自宅に着き、自転車を室内にしまい込み、ホッとひと息ついたところで土砂降りの雨。アブナイアブナイ、もうちょっと遅れていたら自分も自転車もびしょ濡れになるところでした。

 一口にクロスバイクといっても、様々な種類があるんですね。クロスバイクとは、マウンテンバイクとロードバイクの中間のような存在ですが、太めのタイヤにサスペンション付きのマウンテンバイク寄りのものや、細いタイヤに軽量フレームのロードバイク寄りのものまで、タイプも価格も様々。その中から自分の目的にあった1台を選ぶのはけっこうたいへんです。
 自分の求めるスペックは、(1)街に気軽に乗っていける (2)台地の上の自宅まで楽に登っていける (3)休みの日にはちょっと遠出もできる の3点。ついでに安ければそれに越したことはない。ということで、いろいろと調べた結果、候補として浮上してきたのがGIANTのESCAPEシリーズや、LOUISGARNEAU(ルイガノ)のLGS-RSRシリーズ。その中でもコストパフォーマンスに優れ、スポーツバイク初心者にも優しく、そしてこの時期に入手可能だったのが、ESCAPE R3 2012年モデルというわけだったのです。
 余談ですが、自転車って安くなりましたね。自分が小学生の頃は、スピードメーターやブレーキランプ、方向指示器、今のオートマ車みたいなシフトレバーがごてごてとついた自転車が流行していましたが、1台5万円を越えるものが多かった。いわゆるママチャリでも3万円くらいしてたような。それが今ではママチャリならホームセンターで1万円前後で買えるのですから、時代は変わったものです。

 ちょっといい自転車を買いました。GIANTという台湾のメーカーのクロスバイクで、ESCAPE R3の2012年モデルです。

きっかけは6歳の息子に自転車を買ったこと。こちらは近くのホームセンターで安いマウンテンバイク風の物を購入(なんて悪い父親だ)。で、近くの空き地で補助輪なしで乗る練習に付き合っていたら、自分もだんだん乗りたくなってきたのでした。それと、街中で駐車場が無い場所(主にラーメン屋さんを想定 w)に行きたい時に、車に自転車を積んで行って、ちょっと離れた駐車場から自転車に乗って行くと便利そう、という考えもありました。

 そんな訳で、最初はホームセンターやネットで折りたたみ自転車を物色していたのですが、折りたたみ自転車って意外と重くてかさばるんですよね。いちいちたたんだり戻したりするのも面倒。軽くて気軽に持ち運べそうなのは目ん玉が飛び出るほど高価だし、だいたい、うちの車はワンボックスだから自転車そのまま積めるじゃん。

 というわけで、どうせ高い買い物をするんだったら本格的なロードレーサーがいいな、という気分になったのでした。小学生の頃、ブルヂストンのロードマン(のドロップハンドル)に憧れていたしね。

 ところが、本格的なロードレーサーはチョット敷居が高い。家の近くをロードレーサーで走っている人はみんな派手派手のサイクルウェアにヘルメットという、いかにもバリバリ走ってますよといういでたち(まぁ、観光地だから仕方がないかw)。それに、高価なロードレーサーを街中に駐めておいて盗まれたら目も当てられない。もちょっと気軽に乗れて、それでいてその気になれば2〜30kmくらい走れる自転車はどれだろう、と行き着いたのが、クロスバイクというジャンルだったのでした。

…続く

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