2011年11月アーカイブ

 池袋で言わずと知れた人気店、麺創房無敵家。実は初訪問です。16時頃で待ち行列は4名でラッキー。と思ったら、あっという間に自分の後ろに10人以上の行列。さすがです。待っている間にメニューを渡され、しばらくすると店員が注文をとりにきます。今回は初訪問ということでベーシックにげんこつ麺(680円)大盛を注文。ちなみに、並盛も大盛も同額です。
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 注文をしてから待つことおよそ10分。店員に案内されて入店です。座席はカウンターのみで、厨房側と窓側の合わせて17席。入口に段差があるのと、通路は狭く通りにくいので注意が必要です。 席に着いてからほどなくげんこつ麺が到着しました。一口め。豚骨を強火で長時間煮出したというスープは意外とあっさりすっきりした印象。豚の脂の上品な甘みがしっかり感じられます。しかし、飲み進めるにつれてじわりと舌に浸みこみ、麺を半分食べる頃にはまろやかな味わい。さらに、テーブルに置いてある「無敵家純生ブレンド節粉」を一振りすると、味が一変。濃厚魚介豚骨風味になります。今回は入れませんでしたがカウンターにはニンニクや高菜も用意されているので、一杯で様々な味の変化を楽しめそうです。麺は中太のストレート麺で、もちもちした食感。トッピングはネギ、メンマ、海苔、チャーシュー。チャーシューはバラ肉の厚切り小さめ。ネット上のクーポン券をプリントアウトすれば味玉もサービスしてくれます。
 池袋ラーメン激戦区で常に行列を作るだけのことはあります。その実力はかなり高いです。文句なく旨いと思える一杯でした。
 長瀞に遊びに行った帰りに、秩父市の梵の湯に寄ってきました。
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 実は以前、梵の湯という名称を聞いたときに、小さな温泉宿の内湯を日帰り客に開放しているんだという誤ったイメージを抱いてしまい、小さな子連れの自分には向いていないと勝手に決めつけて、これまで敬遠していました。今日も初めは星音の湯に向かう予定でしたが、「関東一の重曹泉」という看板に惹かれて、予定を変更して立ち寄ることにしたのです。
 長瀞から車を走らせること10分。到着してびっくり。イメージとは異なる立派な建物がそこにありました。これならもっと早くに訪れていればよかった。
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 建物は白壁の和風建築。入口から奥の浴室に続く廊下は全て畳敷きです。一見、高級かと思いきや、とても庶民的な雰囲気です。大理石の壁や石庭風の空間など高級感を出そうと頑張った跡が随所にあるのですが、壁に貼られたポスターや新聞の拡大コピーなど、何かちぐはぐな印象。廊下の貴重品ロッカーは無料だけど、脱衣所のロッカーは有料(100円)なのもちぐはぐです。
 さて、肝心の湯はどうかというと、さすが「関東一」を自称するだけあって内湯はヌルスベ感たっぷりの肌触りの良い無色透明の湯です。ただ残念なことに、露天風呂にこの温泉は使用されていないようで、感触が内湯と全く異なります。「ハマナスと鉱石」の表示から人工泉のようです。内湯、露天風呂ともに荒川に面しており、露天では川のせせらぎが聞こえますが、見晴らしは今ひとつです。ほかに足湯とミストサウナを足したような小部屋が一つ。アトラクション風呂はなく、静で落ち着いた雰囲気が楽しめます。
 休日の夕方でしたが館内は比較的空いていました。泉質もまずまずなので、本格的な重曹泉をゆっくり楽しみたい方にお勧めの場所です。

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