醤遊王国:醤遊王国祭

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 弓削多醤油の醤油ミニテーマパーク「醤遊王国」。ここでは醤油の製造工程の見学や、醤油搾り体験などができます。また、醤油ソフトクリーム、醤油プリンなどちょっと変わった味も楽しめます。ちなみに、弓削多醤油は国産有機原材料を使った安全・安心な醤油造りにこだわっている埼玉の醤油メーカーで、麺屋信玄でもここの醤油が使われています。

 11月8日、9日は醤遊王国祭ということで、家族で出かけてみました。実は醤遊王国の存在は前々から知っていたのですが訪れる機会がなかなかなく、今日が初めてです。

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 到着したのは12時過ぎ。まずは2階の軽食コーナーへ。入るとすぐ右側に大きなガラス窓があり、のぞくと眼下に醤油の木桶が並んでいます。全部で15基くらいあるでしょうか。その一つにパイプが差し込まれており、ポンプによってもろみが圧搾室に運ばれています。ポンプの音が地響きのように伝わってきます。正面にはしぼり体験コーナーがあり、きりんと呼ばれる木の棒を押し下げるとガラスの向こう側にある水槽(搾り器)の口から醤油が搾り出されます。その左側にはカウンターがあり、軽食が提供されます。醤油ソフトクリーム、焼きだんご、たまごかけごはんなど、魅力的なメニューが並びます。醤遊王国祭では特別に高麗鍋が用意されており、その代わりにたまごかけごはんがお休みでした。

 さてどうしようかと思案していたところに、タイミング良く工場見学ツアーの案内があり、まず見学することに。最初に案内されたのは大豆の蒸し器が見える部屋。ここで醤油の製造工程や醤油の種類の説明がありました。次が圧搾用の水槽。木でできた大きな水槽は明治時代のものだそうです。仕込み水は工場の地下から汲み上げられた伏流水を使用しているそうで、わき水にも案内されました。2階の圧搾室では木桶からポンプで運ばれてきたもろみを専用の布に包んで板状に重ねていく様子が見られます。搾りかすは工場の外に積み重ねてあります。主に家畜の飼料として使われるそうです。次に木桶を下から眺めます。かなりの大きさです。最後に軽食コーナーに戻って木桶を上から眺めておしまいです。

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 見学後、かなりお腹がすいてきたので、軽食コーナーで高麗鍋と焼きだんごをいただきました。高麗鍋はネギ、白菜を中心に、こんにゃく、豆腐、豚肉など具だくさん。野菜の甘みがよく出て美味でした。かみさんは醤油のロールケーキ。一口食べてみましたが、和風な味わいでなかなかいけました。おみやげには醤油を一瓶買いました。夕食はこの醤油でたまごかけごはんです。

弓削多醤油ウェブサイト http://yugeta.com/ 

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コメント(2)

弓削多醤油、大きくなりましたね。

私の高校の同級生の実家でありまして、
リンクのHPを拝見しましたところ、
同級生は取締役のようですね。

今度実家に帰った時は、
ぜひ買ってみようと思います。

情報ありがとうございました。

海馬 Author Profile Page:

 弓削多醤油、なかなかがんばっていますね。食品の安全性の問題がクローズアップされる昨今、弓削多醤油のような姿勢は評価され、ますます注目されるでしょうね。

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このページは、海馬が2008年11月 9日 19:37に書いたブログ記事です。

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